構築事例
代表がこれまでに手がけた構築・改善の事例です。
エンタープライズ基幹システムのAWS基盤設計(マルチアカウント・約20環境)
リードアーキテクトとして、本番・DR・検証系あわせて約20環境の基盤全体を設計。
- 課題
- 大規模な基幹システムをAWS上に構築するにあたり、本番・DR・多数の検証環境と共通基盤を、セキュリティ統制とコスト管理を両立させながら設計する必要があった。
- 実施
- リードアーキテクトとして、マルチアカウント構成・ネットワーク集約・DR設計(平常時と発動時の二相構成)・ID統制(SSO連携)・監視基盤・ジョブ基盤までを包括的に設計。TerraformによるIaCとCI/CDを整備し、環境別のコストモデル(リザーブドインスタンス前提の月次見積もり)まで含めて基盤全体を主導した。
- 成果
- 約20環境を統一したガバナンスで運用できる基盤を実現。セキュリティ統制(脅威検知・構成監査)とコストの見える化を同時に成立させた。
大規模環境のセキュリティ強化とコスト20%削減の両立(小売系スタッフ管理システム)
80台超のAWS環境を棚卸しし、セキュリティ底上げとコスト約20%削減を同時に達成。
- 課題
- サーバー80台超の複雑なAWS環境が長年の増改築で見通しを失い、セキュリティ設定のばらつきと過剰なコストが同時に発生していた。
- 実施
- AWS Well-Architected Framework に基づいて環境全体を棚卸し。リスクの高い設定から優先的に是正しつつ、稼働実態に合わないリソースを整理した。
- 成果
- セキュリティ水準の底上げと、インフラコスト約20%の削減を同時に達成。「安全にするとコストが上がる」という思い込みを覆す結果となった。
老朽化したWebサイト基盤のセキュリティ再設計(海運系情報サービス)
8年前の一体型構成を、サービス無停止のまま3層アーキテクチャへ全面再設計。
- 課題
- 約8年前に構築された運航情報サイトが、当時のままの構成で運用されており、外部公開サーバーとデータベースが分離されていないなど、セキュリティ上の重大なリスクを抱えていた。
- 実施
- 公開層・アプリケーション層・データ層を分離した3層アーキテクチャへ全面再設計。通信経路の暗号化とアクセス制御を段階的に導入し、サービスを止めずに移行した。
- 成果
- 外部から直接データベースへ到達できない構成へ刷新し、セキュリティリスクを構造的に解消。以後の機能追加にも耐えられる土台を確保した。
経歴の概要
IT業界での経験は15年以上。通信キャリアグループで法人向け大規模ネットワークの運用に7年携わり、 うち5年間は約300名体制のチームで技術リーダーを務めました。その後クラウドSI部門で SE・PMとして複数プロジェクトを担当し、2023年からフリーランスとして独立。 現在は大規模基幹システム案件のリードアーキテクトとして、基盤設計・技術選定・コスト設計を主導しています。
ネットワーク(キャリア品質の運用)とクラウド(AWS)の両方を実務で深く経験していることが、 「理想論ではなく、現実に運用できる設計」の土台になっています。
保有資格
- AWS認定資格 全種取得(計18種)
- Japan AWS All Certifications Engineers(2024・2025 連続選出)
- CCNP